フラミナル

考え方や調べたことを書き殴ります。IT技術系記事多め

概念だけで技術を理解することをトレーニングしたいと思います

Thinking

2年ほど前に読んだ記事をふと思い出す機会があり再度の見直しました simplearchitect.hatenablog.com

この記事の内容を簡単に説明すると、アメリカと日本の何かを学ぶときの違いについてです。

海外と日本では学ぶときの考え方が違う

日本では何かを学ぶときに実際に触ったり分解したりやってみたりと体験をすること理解を深めることが多く、一方でアメリカでは学ぶものの概念や背景を徹底的に理解することでものを触ることなく理解します。

私自身も、いわゆる日本人が得意とする「体験を通じて理解をすること」が多く、新しい技術に触れるときには必ずサンプル動かしたり実際に操作したりなどすることで理解を深めます。また逆に言えば体験を踏まえないと腹落ちしなかったり、理解ができないままのことが多くあります。

そのためソースコード読んだり、ReadMeを見るだけでは理解できずあきらめてしまうことが多々あります。

経験を通じて学ぶのはスピードが遅く、応用力が低い

最近思うのは「やってみないとわからない」というのは、逆に言えば動かすものが存在しないと理解が進まないということだということに気づきました。さらに概念だけを聞いて理解する人よりも.その技術に対する習熟スピードは遅く、習熟できる幅も狭まります。

また、その技術の成立背景や必要とされる理由などを知らなくても、「これはこういうものなんだ?」というふうに自分の体験を通して理解できてしまうので、自分が考えられる範囲でしか応用性やその技術の当てはめ方を思いつけなくなります。

その技術が「本来どういうところで、どういったふうに使われるべきなのか」といった精神を理解しないまま使っているのに等しいです。

今後を考えると海外式の考え方はできるようになるべき

これから様々な技術的分野でリードしていく人になるためには、周りよりも早い理解スピードや広い技術領域を抑えていたほうが良いと考えています。しかし逐一触らないと覚えられない、理解できないという今のやり方・考え方ではどうしてもどこかでつまづくところが出てくると思います。

そのため、海外で主に使われる概念の理解を徹底的に深めることで新しい技術予想を覚えることに注力したいと思います。

具体的にどうやってやり方を身につけるのか

いきなりそれをやるといわれても、それができなかったから体験のほうに重きをおいていたわけで…。 いきなりは難しいでしょう。

そこで考えたのが反復練習です。

具体的には、自分の知らない領域の技術に対して、マニュアルや制作者のブログなどを読むことを通じてて概念を理解しかつそれをアウトプットします。(ブログを通じて)

これまでブログ書くときは、特定の技術の特定の単元に絞り、困ったことを解消できる手段(体験からえた知識)を書くことが多かったのですが、もう少し技術を概念レベルで理解した内容をアウトプットしていきたいと思います。

この反復練習を通じて触ることなく、技術の設立背景であったり考え方、大事にしている思想、他の技術との違い、どういったところに優位性があるのか、どういったところが課題なのかといった内容を理解できる力を身につけていきたいと思います。